木のおもちゃのこと

積み木について


積み木は木のおもちゃの定番ですが たくさんの種類があります

積み木で遊ばせたいけどもし買って遊ばなかったら・・・

不安になりますよね そこでここでは積み木選びのポイントを

おさえていきたいと思います。


選び方のポイント




1.白木で面取りしていないもの


面取りとは角が取ってあるかないかということです。子どもたちは積み木遊びをする時自分の身長くらいまでまたはそれ以上積むことを楽しみます。
角が取ってあると重ねた時に不安定で上手に積むことができません。面取りしていない積み木は確実にしっかり積み上げることができます。
でも1歳前に積み木を購入する場合は その目的は木を触った感触を楽しむです。赤ちゃんは五感を使って遊びます。舐めて遊ぶこともあります。そんなときはまったく面取りしてないものより少し面取りしてある方が良いですね。このときは数も10個くらいでいいでしょう。

白木の積み木は見立てて遊ぶことができます。積み木を車や野菜、道や机、いろんなものに見立てて遊びます。でも色がついていると赤からトマト、緑からきゅうりなど色で想像力が止められてしまうのです。
それからある程度重量感のあるものがよいでしょう。積み木に使われているブナ材は角が欠けにくく適当な重量があります。

2.基尺が統一したものを用意する


基尺とは基本になる寸法です。
基本の寸法の決まった積み木は重ねたときに高さがぴったりと合い積み上げたもの同士を長い積み木でつなげたりどんんどん重ねることができます。
例えば4cmの基尺だと 高さ4cm、8cm、16cm 厚みも2cm、4cmなどすべての積み木が基尺の4cmを基準に作られています。



積み木の基尺

アルビスブラン社 (スイス)         4cm
ハバ社 (ドイツ)        4cm
ブラザージョルダン社 (日本)        4cm
木遊社 (日本)        4cm
ネフ社 (スイス)        2.5cm


3.十分な数を用意してあげる


子どもは持っている積み木の数を頭に入れ「残りは10個くらいかな~」と計算しながら遊んでいるわけではありません。思いつくまま作りたいものを作っています。
そんな時、積み木が足りなくなって自分の思い描いているものが作れなかったら・・・こんな悲しいことはありません。
十分な積み木を用意して足りなくなったら付け足してあげてください。




遊び方
遊び方にマニュアルはありません。大人は決してアドバイスしないで一緒に遊んでくださいね。
でも 一緒に遊びながらヒントを教えてあげることは大切です。そこから遊びの幅が広がるからです。
また 大人が一緒に遊んでくれていることで安心感をもち じっくり考え遊ぶことができます。
積み木遊びの中からずれる、崩れる、微妙な調節を覚え 想像力、創造力、空想力、集中力が自然についていきます。
カプラなどは大人も本気になって遊べます。そんな時は子どもだった頃を思い出して十分楽しんで下さい!

おすすめの積み木



 ハバ社(HABA)基本積木セット

 セット内容:積み木88個、木箱(ふた付き)
 素材:カエデ
 基尺 4cm
 21,000円

フレーベルの考えを基礎にした基本的な積み木です。
山岡勲氏が考案し ハバ社で製作した家庭用の積み木セットです。
成長にあわせた積み木がぎっしり入っています。


 アルビスブラン社 Aつみき (中)

 セット内容:積み木50個、木箱(ふた付き)
 素材:カエデ・ブナ
 基尺 4cm
 18,900円


ブナとカエデの2種類の素材を使った積み木です。
ふたの裏に片付けの表が印刷してあります。


 アルビスブラン社 Aつみき (小)

 セット内容:積み木44個、木箱(ふた付き)
 素材:カエデ・ブナ
 基尺 4cm
 16,800円


ブナとカエデの2種類の素材を使った積み木です。
ふたの裏に片付けの表が印刷してあります。


 ハバ社(HABA)ブロックス・スターターセット・小

 セット内容:積み木26個、布袋付き
 素材:ブナ
 基尺 4cm
 6,090円


プレゼントや出産祝いなどにちょうどよいサイズと価格です。
のちのち組立てクーゲルバーンなどとあわせて遊ぶことができます



おもちゃのマークについて

おもちゃのマークについて

子どもたちが安全におもちゃで遊ぶには何を気をつければよいのでしょう

おもちゃの入っている箱に表示してあるマークも選択の基準になります。

ここでは よくおもちゃの外箱に表示してあるマークについて説明します。

                

   CEマーク                STマーク

ヨーロッパで最も厳しい規格で    “Safety Toy”の略

安全性が保証された製品に     日本玩具協会が定める 

つけられます              安全基準に合格した商品

                      につけられます





 

CEマーク


ヨーロッパから輸入したおもちゃによく見かけるマークです。

かつてヨーロッパはそれぞれの国が独自に規格を定めていました。

しかし 規格が違うためヨーロッパ間で輸入、販売となると大きな問題となっていました。

ヨーロッパ経済の活性化の為 統一しようとEUが誕生しました。

EU加盟国間で法令や規定が整理され「EU指令」と呼ばれる共通の安全規格が制定されました。

EN71

欧州連合内の共通の製品規格・安全基準が「EU指令」ですがこのEU指令が定めたことに
適合しているかいないか、という判断を対象製品ごとに示すのが「EN規格」です。

EN71はその中の「玩具についての規格」です。大きさ、形態、塗料、強度などについて厳格な規定があります。

おもちゃメーカーは“EN71に適合している”ことを宣言して自己責任のもとにCEマークを明記します。

メーカーの自己責任?

この「EU指令」に適合していることをメーカー自身が証明するCEマークですが

自己責任?って少し驚きませんか?

不正とかないの?と思いませんか?

  政府の調査機関は抜き打ち検査をしますし もし不正したことが発覚すれば
  メーカーは二度とおもちゃを作れなくなり廃業となるのですから
  不正はまずないのです。

ヨーロッパから輸入されたおもちゃにこのマークがついていると安全といえるわけです。


STマーク



一方日本のおもちゃによく見かけるのがSTマークです。

日本玩具協会が定める安全基準に基づき、第3者による検査に合格した商品にSTマークをつけます。

昭和46年(1971年)に、玩具安全基準(ST基準)が策定され、玩具安全マーク(STマーク)制度が創設されました。

14歳までのおもちゃが対象で 検査内容は先端がとがっていないか、のどを詰まらせる大きさではないか、燃えやすい材質を使っていないか、鉛や水銀など有害な物質が使っていないかなど、機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性からなっています。

STマークの付いている玩具は、「安全面について注意深く作られたおもちゃ」と業界が推奨するものです。

詳しくは社団法人 日本玩具協会のページにて






   

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店長日記

24'Nov. 01
11月です。寒くなってきました。今年は雪はどうかな?が挨拶のようになってます。


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